BRM 富士熱海300kmの歩き方③

PC4まで②
熱海に下りてからは楽勝と思いきやここからが本番。
すでにライフ減りまくり+あいにくの向かい風。
気持ちに余裕があれば海の景勝をたのしめるのだが・・。
とにかく葉山までアップダウンは許せても単調で長い。
しかたない神奈川県を横断するのだと言い聞かす。


湘南界隈のリア充巣窟の海沿いのダイニングが恨めしい。ホント自分なにやってんだろ。
休日はこういうところに家内と子供を連れてきた方が比較にならないほど意味があるんじゃないか。
サンセットを稲村ケ崎、七里ガ浜であたりで迎えたのがよくない。
メンタルやられ気味の区間だが葉山につく頃には日も落ちると共に人々も減ってなんとか自分を保てた。
ようやくPC4に。


ゴールまで
PC4からは、BRM113はとバスで走行した区間ということもあり、コースを復習しながら。
横浜の旧跡やみなとみらいを経由するが疲れすぎてて何もする気がおきない。
モチベーションはゴールが近いということだけ。このあたりから、信号につかまる毎に路肩の歩道に腰を下ろして休んでたな。
いや、信号赤になれーって声に出してましたわ。もはや消化試合の様相。
R1から西に進路を向け小杉のビル群が見えるようになるとようやくゴールの気配を感じるように。
しかし遠くからみえるけどなかな近づかない。
普段の多摩川CRならあっという間の区間なのに。
そうやってボヤきながらも足さえ回せば着実にゴールになる。
そんなブルベ。
大丈夫か。まだ上に400、600が控えてるぞ。

BRM 富士熱海300kmの歩き方②

PC3まで
鐘山通りをひたすら長く上り、ほぼ山中湖の手前でピークを迎える。
峠らしい峠ではなく名前もしらないが、とにかくまっすぐ緩やかに長い。
さすが富士。緩いと言いながらもたまに7%ぐらいの登坂に。
みどころは富士吉田あたりで、突然目の前に富士山が。(晴れていれば)
あとは山中湖。ここはサイクリストが多い。
東京から日帰りできないこともないし、登坂力さえあれば神奈川西部や静岡東部からのアクセスは容易だろう。
すでに半分ボロボロの自分に比べるとグループライドの方々みな余裕があって輝いてみえ、
ぼっちで反射ベストの自分が身窄らしくテンションだだ下がりだったのを覚えている。


山梨側からは苦労もなく籠坂峠を越えると三島までずっと下り。
御殿場ぐらいまではスムーズに下れるが、そこからは4連休初日ということもあり交通量が多く、せっかくため込んだ位置エネルギーはブレーキで放出。
比較的市街地を抜けながらPC3に


PC4まで ①
ここからがこのブルベの本質だろう。
PCを出てまもなく、すでにライフが減っている状態で熱海峠を超える登坂。
一番きついところでせいぜい10%で劇坂区間は無いが、こちらも長く上るタイプで忍耐が求められる。見晴らしもあまりよくない。
峠を越えた熱海側は劇坂すぎてブレーキにぎりっぱなしの疲れる下り。
伊豆山から見えるような眺望も期待できない。
そういえば以前にこの下りで自家用車のブレーキをフェードさせて、梅園あたりで冷却を待ったことがあるのを思い出した。
私と同い年のフランス車に4人乗車+4ゴルフセットではさすがに無理があった。

BRM 富士熱海300kmの歩き方①

中2日開けて100㎞のゆったり回復走にいってきた。
帰路に、ココだけはと臨んだ多摩丘陵のとある坂はほぼベストタイムだったので、概ね体力は戻ったようだ。
富士熱海300を自分もしくはこれから走る人のためにガイダンスを残しておく。


PC1まで
相模原まで信号と細かなアップダウン・交通量多し。
しかし上りはこちらにエントリーするレベルの人では問題ないレベル。信号でリズムが取れない方が気になるでしょう。まあ気楽に。


相模原ICぐらいから本格的な登坂が始まる。IC付近は長い上り。その後はくねくね細かく上り下りしながら高度を上げていく。行楽の車両が多いので注意しながらPC1。
相模川を上から見下ろす橋以外は特に見どころ無し。


PC2まで
PC1まで稼いできた標高は道志ダム付近で返上して、雛鶴峠までアップダウンをしながら再び標高を高める。時間にして約1時間の上り。
交通量少なくマイペースで。おやつ処はあるようだがひなびた道志ダム以外特に見どころ無し。旧秋山村に懐かしい昭和の風景が残っているのでこういうのが好きな人は癒されるのではないか。(アップダウンが嫌でなければ・・。)
GPXでは雛鶴峠の標高がえらいことになっているがルート詐欺。
実際はトンネルなので、直前で勾配はやや上がるが10%超えのところはなかったと思う。
都留側下りはカーブ、勾配も緩やかなためエネルギーを無駄なブレーキで熱に換えて捨てる必要がない。ブルベ中最も楽しい区間のひとつ。
進路を山中湖方向に向けるとすでに緩やかな上り基調がはじまりPC2に。